2010年12月20日月曜日

テニス

この週末、午前中はテニスをする、というセレブな生活をしていました。

調整員のご自宅にテニスコートがあるのでそこでやってきました。
こんな感じ。


これだけ見たらここがタンザニアだとは誰も思わないでしょうね?

気持ちよかったです。

まぁその後は
昼寝して、ビール飲んで、漫画か小説を読んで、またビールを飲んで
とダラダラしてたんですが・・・


そういえば僕がDar es Salaamでのんびりしている間に日本では
後輩の定期演奏会があったり
とか
ギター教室の発表会があったり
と、なかなかスリリングなことがあったそうで。

みなさん、演奏はどうでしたか?


最近、人前で何かを発表したりとか、試合とか、プレッシャーのかかる「勝負」をしてないなぁ

ちょっとうらやましいなぁ~


休みが長すぎるのも考えものだな。
授業があれば生活にもっと「ハリ」がつくんだけど。。。

と言いつつ、明日からザンジバルに行ってきます。
3泊4日の予定。
帰ってきてダルで一泊したら今度はザンビアに行きます。


ダルではだらけたけど
この旅行では「真剣に遊」んで、何か今後に繋がるものを学んでこようと思います。


ザンジバルから帰ってきて、元気があればブログを更新しますが
更新できなければすぐザンビアに行っちゃうので、今日が今年最後になります。


良いお年を~

2010年12月17日金曜日

健康診断

今日は健康診断があったので、Safariシリーズはひとまず休みにして今日の経験を少し。

まず一番意外だったこと。




タンザニア人、技術高ぇ~~




僕がこれまでハズレくじばかり引いていただけかもしれませんが
血液検査で血管に一発でちゃんと針を刺してくれた看護師の方はそれほど多くありません。
大抵2,3回やられます。

僕の血管はそれほど細くないと思うのですが・・・

が、タンザニア人は針を手に取ってから「もう?」って思うくらいの早業で
痛みもなく一発で血管に刺してくれました。

いや、ほんとに凄いです。

「やつら、針取ってから3秒で刺しやがる。マジ恐ぇ~。」
という意見もありましたが。。。

で、ちょっと感動して先輩隊員にこのことを話したら

「まぁ彼らは毎日、(僕のふくらはぎくらいある)あんな大きなお母さん達の腕にやってるんだから君の腕なんて簡単でしょ?だって血管見えてるじゃん!」

とのこと。
妙に納得してしまいました。



病院建物の写真はないんですが、建物はすごく綺麗です。
設備もそれなりにしっかりしてるし。
受付はこんな感じ。


目の検査室。



視力検査だけでなく、もう2,3の検査がありました。
目に光を当てられたりしたので、瞳孔がちゃんと開く・閉じるか見てたのかな?

予防接種もありました。


                       写真はすべてAyako san 撮影 


患者(おそらく入院中)の横で注射をうっているので、まぁ問題もあるんですが・・・


とりあえずこんな感じです。

日本のドキュメンタリーしか見てないと、アフリカの医療事情は国境なき医師団とかが活躍していて、本当に何もないというイメージがあると思いますが(僕はそうでした)、タンザニアの、というかダルエスサラームの病院(たぶん一番いいところ)はちゃんとしています。

2010年12月13日月曜日

Safari 2

昨日の続き。

『Lake MANYALA』



                              入り口前


                          ゾウ  近っ!


                     ヒヒの赤ちゃん  かわいかったぁ



キリン 相変わらず首長いなぁ


ライオン 結構珍しいらしくガイドもハイテンション!


フラミンゴ  これだけの数が飛び立つ瞬間は凄みがあった


                           僕  小さいなぁ


初日のサファリメンバー 僕、Seigoさん、Atsumiさん、Tomokoさん

Safari 1

お久しぶりです。
タンザニア北部にサファリに行ってきました。

キリマンジャロに登ったことのある人、登ろうとしている人は知っていると思いますが
Moshi, Arushaという2つの町をメインで回りました。

北部にはまた来る機会があるので、町の写真はそのときに譲りますが
ひとつだけ今、書いておきたいことがあります。



Arushaでは日本食が食べられる!!


Moshi, Arushaは観光地なので、それほど驚くほどじゃないかもしれませんが
如何せん、「食」に飢えていたので最高でした!

店はこんな感じ。



これだけ見てここがタンザニアだと思う人はまぁいないでしょう。
料理もおいしかったです。



Seigo兄さん。

うまそうに食べるなぁ


とりあえずこんな感じ。




明日は『Safari 2』
「Lake NYAMARA」と「NGORONGORO国立公園」に行って来たので
まずは「Lake NYAMARA」の紹介をします。

お楽しみに。

2010年12月6日月曜日

Dar es Salaam

今日ダルに到着しました。

来る途中に未舗装の道を2時間ほど通ってきたんですが

飛びました。

ほんとに飛ぶんですね。一瞬の無重力状態を何回も経験しました。


タンザニアに来てからはじめて乗った長距離バスで
「あ、俺死んだ」
と思いましたが、それよりひどい揺れだった今日は
「ま、こんなもんか」
というくらいにしか感じない。
ちょっとは逞しくなったのかな?
危機意識が薄れただけか?


ダルに着いてみての感想。

大都会。

人が多い。

けど、5階建ての建物とかMtamaではありえないものを見てもそれほど感動しない。
ちょっと以外。
少しは高層ビル(5階を高層と言うかは別として)を見て感動するかな、と思ってたんだけど・・・


夕食は自炊したのでダルらしい食事はまだですが
みんなで食べる食事はおいしかったです。
やっぱり仲間っていいですね。


明日は事務手続きとかをちょっとしたあと、明後日Moshiに行きます。
キリマンジャロ州。
サファリにも行きます。ンゴロンゴロ。
小学生くらいに知ったンゴロンゴロ。
しりとりで「ン」が最後でも問題ないじゃん!と一発で覚えたンゴロンゴロ。



なんか、テンション上がります♪

2010年12月1日水曜日

学年末試験

昨日、試験が終わって採点を済ませました。


結果は中間試験とほとんど変化なし。


特にこの1カ月、FormⅢAの生徒でいい変化があったし、先週の授業で復習したものをそのまま試験に出したので、少し期待していました。


が、復習した問題すら解けていない状況。

4日前には解けてたのに・・・・


比較的出来る生徒ですら「この問題出すからね」と言って2回やった問題ができていない・・・




さすがにまずいです。

最終目標を来年の国家試験に置いているとはいえ、今の状況はまずいです。

挽回できるのか?




さて、どうやって改善させていこうか・・・



12月いっぱい、この難問を

キリマンジャロに行ったり、ザンジバルに行ったり、ザンビアに行ったり

と、遊びながら考えないといけないようです。




できるかな?

2010年11月26日金曜日

FormⅢB














え~~~~

このクラス、昨日紹介したⅢAと違って最近問題があるんですが、お分かりでしょうか?













はい、生徒数が少なすぎます!!




それだけならまだいいんですが(いいのか?)
問題なのは僕が昨日

「明日は試験前最後の授業だから自習ね。わからないところがあったら個別に対応するから。」

と言って、これだけしか来なかったこと。


FormⅢはレベル別に分かれているので、プライドの高い彼らが
「俺らはもう理解してるから復習なんて必要ない」
とか思ってても不思議ではないんですが、前回の試験で50点を超えたのは5人だけ。
10点分以外は授業で扱った問題だけで試験を構成したにもかかわらず!

まだまだ「俺は出来る!」なんて言える生徒は1人もいないのに・・・



まぁでも、これだけなら僕も何も特に言いません。


ひどいのは


FormⅣが国家試験が終わって卒業してからの彼らの態度が急変したこと!

今回の件もそのうちのひとつでしかない。

他には例えば


・これまできちんと革靴を履いてきたのにスリッパを履いてくる
・そのくせスリッパのFormⅠの生徒に「校則を破ったから罰を与える」とか言って何かと命令する
・朝、他の生徒が掃除してるときに座っておしゃべり
・先生に対しても礼儀を欠いた話し方をする
・授業中にふんぞり返って話を聞く
etc・・・etc・・・etc・・・etc・・・



あのね、君達、何か勘違いしてない?
最高学年になったからって偉くなったわけじゃないんだよ?
何様のつもり?



あまりにひどかったのでこの2週間で3回も説教をしました。




日本でも「最高学年」ってだけでいきなり偉そうになる生徒はたくさんいたから、これは全世界的な青年期の心理のようですね。


昨日も少し書きましたが、教科指導に関してはよくなってる感はあります。
ただ生活指導になると難しい。。。
これまでの教育やタンザニアの文化の影響も考えないといけないし。
学科でわからなければ小学校まで遡ればいいだけだけど、文化的背景になると流石に・・・

これまでの感じから
「はじめにバシッと躾ける」
のがいいかなぁと思って、日本だったら許されないであろうことまでガツッと言ってみたんだけど
効果はいまいちだった模様。

どうしたものか?
この休暇中にSeigo兄さんとYuko姉さんにいろいろ教えてもらおっと。





こんな文章で終わるのもなんなので、写真を2枚。



彼らにせがまれて、写真を何枚か撮ったんですが、誰もカメラを見ようとしない。
なぜ?
斜め下を見ている姿が魅力的なのか?
ん~~ちょっとわからん



全く関係ないけど、頼まれたので撮りました。
Adija(左)とAmina。
FormⅠの生徒です。
なかなかの美人さんだと思うんですが、どうでしょう?

僕の乱文を帳消しにしてくれるような写真ですね!

では、このへんで。

2010年11月25日木曜日

FormⅢA


今日は今期最後の授業だったのでみんなで写真を撮りました。

一応この学年、80人ほど生徒がいて、2クラスしかないので40人くらいいるはずなんですが
今日は21人が出席。
ここには18人しかいませんが、あと3人は写真に写りたがらなかった・・・。残念。

ここにいる女子生徒はほとんど全授業に参加してくれます。
男子生徒は2,3週間ぶりに見る生徒がちらほら。
普段は10~15人くらいです。

日本だったら大問題でしょうが、まぁタンザニアですので。
町まで呼びに行くわけにも行かず、来てる生徒にフォーカスして授業をしてきました。

このクラスは出来があまり良くないクラスで(FormⅢはレベル分けされています)はじめはちょっと手を焼いていたんですが、最近は彼らとの付き合い方がわかってきて、ここ1カ月ほどは授業中に席を立って勝手にどこかに行ってします生徒が「ゼロ」でした。
(授業途中から参加する生徒は数人いますが)

僕にとってもかなりの進歩です。

相手の理解レベルに応じて授業を組み立てるだけなら初めからある程度できていたと思いますが
(NTCで指導してくれたTeam Henry&Jのみなさん、理数科教師のみなさん、大変感謝しております)
板書すらしない生徒に勉強のモチベーションをもたせることは赴任当初は全く出来ていませんでした。
それが今では

板書はちゃんとする、基本事項を覚える、例題を自力で解く

ことが出来るようになった生徒が5~8人ほど出てきました。
基本事項を覚える、までならちゃんと授業に出る生徒のほとんどができています。

はじめのうちは正直、このクラスはあまり好きでなかったんですが、今は大好きです。

中間試験で0点続出だったこのクラス。(なんとか捻って15点はあげましたが)
来週の学年末試験では、頑張ってほしいなぁ。

で、授業中に褒めたときみたいに「ニヤ~」ってした得意気な顔を見たいなぁ。




明日はFormⅢBの紹介をします。

2010年11月21日日曜日

ワイン

Peace Corps Tanzaniaには

”Where there is no fast food”

という、いかにもアメリカらしい(?)なと思う料理本があります。
Grantは「ほとんど料理しないから」と言って、僕に貸してくれました。

この辺りからも日本の教育ってすごいんだな、と感じます。
家庭科という授業があって、ちゃんとやってれば簡単な料理は作れるようになるし
包丁の使い方とかも学べるし。
あれば便利だろうけど、大抵みんな料理できるから
「こういう本がないと料理なんてできない」
というJOCVはまずいないでしょう。




それはそうと、この料理本にはワインの作り方も載っています。
4週間前にGrantと一緒に挑戦しました。
本当にこうやって作っているのかは知りませんが
(お酒はもっぱら「飲む」が専門ですので)
作り方は

バケツ1/4くらいまで作りたい種類の果物なりを入れて、イースト菌と砂糖4~5キロを加えて
3/4くらいまで水を入れて、香り付けにChaiをティースプーン3杯ほど。
あとは3,4週間待つだけ。

「アルコール発酵」

高校時代にけっこう詳しく勉強したなぁ、とちょっと懐かしんでみたり。



今回は米で作ってみました。

                                     米を絞るGarnt

何やっても様になるなぁ
かっこよすぎるぞ、Grant!!
(写真はないですが、僕もちゃんと手伝い(?)ましたよ)



今回は3リットルのワインが出来ました。
度数は15~20くらいかなぁ。
Chaiの色がちょっとついてますが、だいたい白ワインです。
味は全然違いますが・・・
なかなかおいしかったです。

ふたりで映画(西部の男)を見ながら1ℓくらい飲みました。

やっぱりお酒があると話が弾む!!
映画を見ながら
「これはこういう意味だよ」
とか
「歴史的にはこういう背景があるんだよ」
と、いつも以上にいろんな話をしながら(教えてもらいながら)映画を見ました。

いや~いい気分です。


来週あたりにマンゴーワインを作る予定です。
これからは季節ごとにいろいろ作ろうかな。
パパイア、オレンジ、サトウキビ、バナナ・・・

楽しみだ!








全然話は変わるんですが、今朝の出来事。

この前登場したSocystenecyが家に遊びに来たんですが、僕のパソコンを見つけて

「何か見せて」

特に何もなかったので、久石譲の武道館ライブのDVDを見せました。

「この音楽は日本ではすごく有名なんだよ」
と教えていたら、ポニョの演奏になった途端に彼の表情が変わりました。


「She is a very beautiful baby!!!」




はい、そうです。大橋のぞみちゃんを見てテンション急上昇!

babyにbeautifulって形容詞はちょっと変だよ
とか
彼女はもうbabyじゃない。girlかkidと呼ぶべきだ
とか
つっこみどころのあるコメントですが、ひとつわかったこと。

「彼女のかわいらしさはワールドクラスである」


5年後、10年後が楽しみですね~





あれ、なんか親父くさいコメントだな・・・

2010年11月17日水曜日

NJUGU


豆です。

先日Masasiで話していたら、この豆のことを知らない同期隊員がけっこういたので載せてみます。
煮たら黄色っぽくなる豆なんですが、日本にはあるかな?
たぶんアフリカにはあるだろうし、肉が手に入りにくい隊員の方、タンパク源にいいですよ。

材料
Njugu(豆)、ニンニク・唐辛子(お好みで)、玉ねぎ1個(日本の玉ねぎなら1/4くらい)、
トマト2個(日本のなら1/2~3/4くらい)

レシピ
①豆がやわらかくなるまで煮る。その後水を切る。

②別の鍋で油を熱して、ニンニクと唐辛子で香り付けをして玉ねぎを炒めて、トマトを加える。

③豆を加える。塩・こしょうで味付け。

以上。超簡単!


僕はタンザニアに来てから辛いのが好きになったので、ニンニク3片、唐辛子2個使っています。
最後ちょっと焦がすといい感じです。
ご飯によく合います。

酒飲みの僕は、これを作る度に「日本酒飲みたいなぁ」と思っています・・・



そういえば、もう11月中旬なんですよね。
北海道はもう熱燗がおいしい季節だなぁ。
定演まで1カ月切ったし、後輩達はオケラ後は毎回小枝で飲んでるのかな?
小枝のママは元気ですか?
団結とかもそろそろか。ギターはまた朝までコースでバカやるんだろうな。
懐かしいなぁ。
タンザニアでは10時には寝てるから、オールで飲むとかもう無理だなぁ



って、あれ、なんか話が違う方向に・・・。

ではこのへんで。

2010年11月16日火曜日

Dear John letter

昨日の話なんですが、Grantに頼まれていた書類のプリントを渡しに行ったときのこと。
(Mtamaではプリントアウトができないので)

ちょうど、Grantの友達(この前Omaryにバイクを教えていたデカイおっちゃん)が遊びに来ていて
「Dear John」というタイトルの映画を見ていました。


さすがタンザニア人、Grantもその場にいたのに彼より先に「Karibu~!!」


「夕食の準備もあるし」と思っていたんですが、ラスト30分くらいだったので一緒に見ることに。

少しあらすじを教えてもらって、5分も見れば(あとアメリカ映画だということを考えれば)
もう結末はわかります。


ちょっと波乱があってハッピーエンド。



ワンパターン。



まぁ僕の偏見はどうでもいいんですが、

ストーリーは、付き合っていたカップルの彼が兵隊になって、ずっと手紙のやりとりがあったけど
彼女の方から別れ話の手紙が届いて・・・

という感じ。
僕はこの別れの手紙が届くところから見はじめました。

しばらく見てからGrantが面白いことを教えてくれました。


「このタイトルには2通りの意味があるんだよ。」

「どういうこと?」

「ひとつは、もちろんこの男性Johnへの手紙っていう意味。もうひとつは、なんでかは知らないけど別れの手紙のことを"Dear John letter"っていうんだよ。だから僕はだいたいどういう話か見る前からわかってたよ」




へぇぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!




知らんがな、そんなこと!

いや、勉強になります。


スワヒリ語でもこういう面白い表現があるのかな?

まぁあるよな・・・

いろいろ勉強できて面白いけど、やればやるほど先が遠いことを思い知らされる・・・



ガス切れしない程度に頑張ろっと。

2010年11月15日月曜日

Masasi

行ってきました、Masasiに。

大きな町です。
さすが南東部でMtwaraの次に大きいだけある。
すごいです。なんでもある!

僕はちょっと早めに行って郵便局に行ったんですが、こんな感じです。



すみません、まだMtamaの郵便局を載せていないので、わかならいと思いますが
Mtamaより相当大きいです。中もちゃんとしてたし。
今度、Mtamaのを載せます。これに比べたら小屋みたいなものです。

僕はそれはそれで好きなんですが。


昼ごはんは、Grantに薦められていたNdizi mayai (banana egg)を食べに行きました。
こんな感じ。


ちょっとわかりにくいですが、バナナだということがお分かりでしょうか?

これ、けっこうおいしいです。
僕はChips mayaiより好きです。
主食用のイモみたいなバナナを使っているので、日本でこれは作れないでしょうが・・・
アフリカ・東南アジアの隊員のみなさんは是非挑戦してみてください。
作り方は揚げたバナナを卵でとじるだけ。



主目的のKwaheri Party。



ブレてる・・・

まぁ雰囲気は伝わるかな?
初めて会う方もいて、楽しかったです。
みんなポテンシャル高いなぁ、と感心。
食事もおいしかったし。
帰国される方とは初めてお会いしたし、それほど話してはいないですが
マコンデの職人の話をしていたときに
「日本に帰るのはいいんだけど、彼らに会えなくなるのはさみしいなぁ」
と言っていたのが印象的でした。

生徒との関係作りはもちろんだけど、町でそういう友達を僕も作っていきたいなぁ





話は変わりますが、帰りにSeigo兄さんがMtamaに寄っていってくれました。

ひとこと。

「のどかだねぇ」


はい、Mtamaは平和な村です。

タンザニア隊員、タンザニアに任国外旅行可能な周辺国の隊員のみなさん、
お待ちしております。

Karibu~

2010年11月13日土曜日

小学校

行ってきました、小学校に。

スワヒリ語しか通じないだろうから、この1週間かなり勉強しました。

授業準備も、イントロのちょっとした遊び、授業プラン、授業で使うであろう単語の下調べ・・・

と、中学で教えるときの5倍くらいの時間をかけて準備して行きました。


が、









授業なし!













なぜかみんなでウガリの粉を作っていました。
トウモロコシを砕く作業。

どういうこと?

しかも、小学校に到着後
「校長先生と話したいんですが」
とはじめに見つけた先生に尋ねると、先日と違う人が・・・・

この前来た時も「校長先生と話したい」と僕は言って
「わたしが校長だ」と彼女は言ったんですが・・・・

いくらこっちが外国人だから適当に返事したとしても、ちょっとあり?と思ってしまった。

で、校長先生からは

「21日から試験で忙しいんだよね。そのあと休みだし。来年から来てくれない?」

え~忙しいなら、みんなでウガリの粉作ってないで授業をした方がいいんじゃないでしょうか?


まぁそんなこんなで授業はなしです。


写真を少し。



粉を作ってるところを撮ろうとしたんだけど、カメラを出した瞬間にこれだけ集まった・・・


僕も挑戦。この棒は子供には重いだろうな、と改めて彼らの逞しさを実感。photo by 校長先生



カメラに興味津々の生徒たち。こんな写真が20枚ほど。
左下の子はJames。この前僕のトレーニング中に「一緒に走っていい?」と言ってきて仲良くなった子です。



昨日雨が降って土がいい具合に固まっていたので、土と木の枝で家を作って遊んでいました。
この辺の家のミニチュア版です。
なるほど、こうやって子供のときから技術を身につけていくわけか!
そりゃ、あれだけのものを作れるようになるわな。

今の日本の小学生ってこういう土遊び、やってるのかなぁ?
僕が子供のときは結構遊んだので、懐かしくなって一緒に遊びました。
周りの大人からは「変なやつ」って目で見られましたが。


え?僕が砂遊び?信じられないって?

まぁたまには、ねぇ。



さて、明日は帰国する先輩隊員のKwaheri partyがあるのでMasasiという大きい町に行きます。
MasasiはMtamaよりさらに内陸です。
Mtamaより内陸には行ったことがないので、道中もいろんな町を見て楽しもうと思います。
TomokoさんやShuheiには久しぶりに会うなぁ。

いろいろ楽しみです。

2010年11月12日金曜日

笑ってしまった

いや、大したことではないです。

先ほど、みななんのブログを見ていたんですが
学生時代にお世話になったギターの宮下祥子先生のブログを見ていてときのこと。

(ギター教室のみなさん元気ですか?)

今、先生は朗読劇の稽古中で、明日から本番だそうですが
(宮下先生が朗読するわけではありません。朗読のバックでギターを演奏されます)
2,3日前の記事で

「今日は稽古日だったんですが、いきなりのオフになったので、朝から洗濯をして、練習をしました」

ということが書かれていて

「あぁ稽古で忙しかったんだろうなぁ。洗濯もあまりできてなかったのかな?先生もバケツでバシャバシャと・・・」

と先生がバケツに身を屈めているところを少し想像して




そんなわけないやん!(笑)




いや~笑いました。

たぶんMtamaに来てから家で1人で声を上げて笑ったのは初めてです。



タンザニアの生活にどっぷり浸かちゃってます。

2010年11月9日火曜日

Shule ya Msingi MAJENGO



今日、小学校に行ってきました。
中学校から一番近いところで、はじめて行くところです。


出張授業をしてもいいか、とお願いに行きました。



12時半くらいにいったのですが



生徒はいない

校長は昼寝




というところでした。
大丈夫かいな?

対応も結構適当で、好きにして、とのこと。
とりあえず週一金曜に行くことになったんですが

「授業は9時から始まるけど、終わる時間はあなた次第よ」

って

どういうこと?


まぁタイムテーブルでは授業があっても、全くやらない中学校で働いてるから
なんとなく想像はついていましたが。。。


なにはともあれ、今週金曜から小学生に算数を教えに行きます。
慣れてきたら科学実験もやろうかなと。



間違いなくスワヒリ語しか通じないだろうし
僕を知っている人だったら

お前に小学生の面倒見れるのか?

と言われそうですが(僕自身もそう思っています)
とりあえずやってみます。

うまくいけば来年、中学校での授業もやりやすいだろうし
後任者との引継ぎもスムーズになるだろうし
なにより
九九が出来ないで中学生に上がってくる生徒が減ってくれるだろうし。



うまくいくかなぁ???????


子供を相手にするときのアドバイスがあれば是非教えて下さい!
ちなみに6年生(12歳くらいかな)です。

2010年11月8日月曜日

3リットル

さてなんの数字でしょう?

ちなみに3リットルというのはこのくらいです。














アフリカ隊員はもうおわかりですよね?

そうです、oga(水浴び)に使う水の量です。




日本にいる人は驚くでしょうね。
僕もここMtamaに来るまでは3リットルで水浴びができるとは思ってませんでした。


Mtamaは水汲みをすれば水は手に入るし
1000ℓタンクには


ほぼ満タンの水を溜めてあるので少々贅沢に使っても問題ないんですが
こういうことはタンザニアでしかできないし、できるだけ使わないように心がけています。
洗濯でもこのバケツ8割くらいでなんとかやっています。

飲み水の方は相当飲んでいますが。



まぁ別に

「こういう生活をしている人が世界にはいるので、資源を大切にしましょう」

とか訴える気はさらさらないんですが
(ものがあって買うお金があるなら好きに使えばいいんじゃないって思っているので)
ただ、僕の考えでは

「あるからって贅沢してたヤツは、無くなった時に文句言うなよ」(水とか電気とかガスとか)

と思っているので、節約しています。



まぁ僕も日本に帰ったらそれ相応に使うでしょうが、なんせここはタンザニアなので。
井戸が枯れた時に

僕は水を無駄にしてない。お前がバカみたいに使うから無くなったんだ、とか言わないでね

と言えるように、タンザニア規格で節水しています。
(同期で、俺は2ℓでいけるよ、というツワモノもいますが)



でも、こう考えると、資源がなくなったときは
途上国の人から僕ら(先進国の人)は恐ろしい批判を受けるんだろうなぁ。

でも、日本に帰ったら、浴槽にお湯を溜めたり、冷房や暖房を入れるんだろうなぁ。

日本規格で節約しても、世界的には(途上国から見れば)相当贅沢ですからね。



自己矛盾。


ん~考えさせられるなぁ。

これが

「日本を外の世界から見る」

ということかと(たぶん解決しないこと)をいろいろ考えています。

2010年11月7日日曜日

Chai


ChaiとChapati。

近くにいくつか店があるんですが(最近新しく2軒建った)
ここのママのが一番おいしいです。
ママは今日忙しそうだったので写真はまた今度。

Chapatiはこんな感じで手で食べます。


手で食べるのでもちろん手洗いもあります。



が、水が入っていないこともしばしば。
まぁもう多少手が汚れていようが、平気で食べれるようになりましたが。

Chaiは熱いのでお皿に一回注いでから飲むのがタンザニア流。



少し前まで朝はここに来ていたんですが
最近余計な肉がついてきたので、ここ2週間ほどはChapatiを控えてました。
朝はmihogo(キャッサバ)だけ。

けど、まぁたまにはありかなぁ~と。

これで400シル(28円)。

最近は1日600シル程度で生活してたので、ちょっとした贅沢です。

2010年11月5日金曜日

楽しいなぁ~

ご無沙汰してます。

なんとなく書くことがなくてしばらく休んでました。


今日は


ついに


ついに

ついに



ついに





生徒と一緒にトレーニングをしました。



これまで

「今日の夕方ギター弾きに行ってもいい?」「明日・・教えて!」
といろいろ言われてきましたが
気まぐれなタンザニア人は、そのときやりたいことを言うので約束しても
来た事がありません。
けど、今日はちゃんと来てくれました。
ほんとは2人来る予定だったけど1人だけ。

Socystenecy君。

彼はそんなにめちゃくちゃできるっていう生徒ではないんですが(でもこの学校では最優秀クラスです)
わからないところは「わからない」とはっきり言える生徒でよく質問してきます。
「こいつは絶対伸びる!」と思える生徒で、大好きな生徒のうちの1人です。
彼はサッカーが好きなので、ウォーミングアップのあとはハムストリングを鍛えるメニューを。


そのあと体幹トレーニングとかジャンプのときの膝の使い方とかも教えました。
もともと運動神経はいい方なので、感覚をすぐ掴んでくれて
ジャンプなんかは一発で5cmは高く飛べるようになってました。
本人は
!?!?!? うれしいんだけど、不思議な感じが・・・
という雰囲気。
こういう顔を見ると「してやったり」とちょっと面白くなる♪



最後はダッシュ。ゴールラインからゴールラインまで。


帰りはジョグ。



1本目が終わった後に「何本やる?」って聞いたら「3本」って言ってきたので
5本やりました。

こういう発想は体育会系?

その後軽くジョギングしてストレッチ。


ストレッチなんかもしたことがないので体はだいぶ固かった。
よくこれで今までケガしてこなかったな、と思うくらい。
ストレッチ・ウォーミングアップ・クールダウンの重要さを教えるのも今後の活動になりそうです。

久しぶりに誰かと一緒にトレーニングができてすごくテンションが上がりました。
いい感じ!
けど、そろそろ寝る時間。(まだ8時過ぎですが)
ちょっと落ち着かせないと。

酒でも飲むかな?(←ダメな発想ですね・・・)



番外編。

ダッシュのときの写真はOmaryに撮ってもらいました。
実は彼、僕らのトレーニングの前にグラウンドでバイクの乗り方を教えてもらってました。



これはクランチ(あってる?)を踏んでいるところ。
体が小さいので右側にまわっています。

運転免許とか年齢とか関係なし!
さすがタンザニア!

僕は免許を持っていないので(バイクも車も)、彼の方がある意味、大人です。
彼はすごく楽しそうでした。

運転ってできたらやっぱり面白いのかな?

2010年10月30日土曜日

クイズ


これ、なんて書いてあるかわかります?
最初に正解された方に素敵なプレゼントがあります。
















すみません、嘘です・・・

実はこれ、僕のフルネームなんですがアムハラ語(エチオピア)で書かれています。
エチオピア隊員のDiegoが贈ってきてくれました。
先日Diegoのブログにあったクイズに正解したから、ということで。


なんか、これを見たときにものすごくテンション上がりました!

やっぱりプレゼントってうれしいですよね~
わざわざ作ってくれたものなんて、もう!


いや~気分いいです♪

2010年10月29日金曜日

ブログ紹介

昨日からいきなり暇な時間が出来たのでブログリストを追加したりしてたのですが
そういえば今日本にいる友達にとっては全然知らない人のブログなのでちょっと紹介。


ガーナええがな by Jun-san

みんなのブログを見るときにまず見に行きます。
・更新が頻繁にある
・ブログリストが充実していて、いろんな友達のところにいきやすい
とかあるんですが、何より面白い!!
タンザニアメンバーでも人気です。

Diego goes to Ethiopia by Diego

DiegoはJun-sanと同じで語学班が同じでした。
英語はもちろんスペイン語・タイ語も話せる、すごいおっちゃんお兄さんです。
文章は日本語と英語で書かれています。
知らない表現も多々あって勉強になります。

ネグロス島 理科向上委員会 by Toshi-san

Toshi-sanも同じTeam Henry.
現職の先生ということもあって、あぁさすがだな、と思うことが多いです。
といっても堅苦しさはなく、フィリピンの魅力を伝えてくれます。
卒業旅行を考えてる4年生、「旅行はフィリピンにしようかな」と思うかも

ぴぎのOptimistic Life by Kanappe

KanappeもTeam Henry.
福岡出身。ビール好き。
僕の福岡のイメージに近い感じです(・・・伝わるかな?伝わらないですね)
最近更新ないけど、元気にしてるかな?

アフリカ滞在記~ザンビア~ by Kotanin

語学班の次は生活班(4班)。
年末にザンビアに行くからというのもあり、よく見ています。
が、何よりKotaninらしいやさしい語り口が魅力的。

ニャック スマッ チャット~volunteer's life in Cambodia by Miyako-san

Miyako-sanも4班。
小学校の先生。
写真が多く「やっぱり子供はかわいいなぁ」と癒されます。

Boleh Sarawak Malaysia by Nana-san

最近更新ないなぁ。元気かな?
写真が多くてマレーシアの今がわかりやすいです。
マレーシアがあんなに栄えてるとは知らなかった・・・

アフリカ東部の風景 by Koshiro-san

ここからはタンザニアメンバー。
僕のブログでもよく登場するKoshiro-sanのブログ。
任地も近く(バスで3時間)これからもちょくちょく行く町Mtwaraで中学の先生をしています。
一応僕の生活圏(?)なので、僕がどんなところで生活しているかもっと知りたい人(いるかな?)
は是非。

タンザニアと、香住と、松江と。 by Seigo-san

Seigo-sanもMtwaraで先生をしています。
現職の先生でもあります。
「何よりも水」ということで、水の大切さを十二分に教えてくれます。

小惑星 B-612番 by Shuhei

タンザニア南東部の終着、Nachingweaから。
相変わらずさわやかだな~
ほんとに同い年かいな?

The Union - Umoja by Yuhei

ここからは22-1 NTC Soccer Team(別に名前がついてるわけではないです)
このブログからはYuheiの「熱さ」が伝わってくる。
僕と同世代。やる気になります。
関西弁もいい。

GAZETI kutoka KENYA by Hiroki-san

NTCでよく声をかけてくれたHirokis-sanのブログ。
面倒見のいい、やさしさがよく伝わるブログ。
彼も熱いなぁ~

For the children of the world~スポーツは世界を救う~ by Genta

Gentaも同世代。
もうタイトルからわかりますよね!?体育会系全開です。
気持ちがいいくらい前向きで、すごくいい。

DABA Ça va!! by Daba

Dabaは超運動神経がよくて、めちゃくちゃカッコいい女性です。
口調はやさしいけど、やっぱり熱さが伝わるブログ。
タイトルはいつもフランス語というのも、なんかイイ。

ま、どうなろうとも基本マッタリ進行なんすわ by Daisuke-san

ここからは音楽チーム。
Guitar担当。プロともセッションしたことがあるんだとか。
ブログはもうタイトル通り。
NTCでもよく話をしましたが(教えてもらってばかりでしたが)
少ない口数で、すごく説得力がある。独特な雰囲気があります。

ちなみにKoshiro-sanとSeigoさんもメンバーで二人ともGuitar and Vocal。

しーじんのチャイナへ行っちゃいな~ by Keiko-san

Piano担当。
いや~タイトルがいいですよね。
かといって、本文ではギャグの嵐ということもなく。
お隣中国からのレポートなので、興味のある人も多いんじゃないかなと。
楽しいですよ。

瀧本 哲弘オフィシャルブログ(JICA公認)「COOL BANANAS!!」
~徒然なるままにフィリピン~ by Tetsu-san

Vocal担当。
超アクティブです。
すでにTetsu-san企画のセミナーを開いたとか。ラジオ出演して呼びかけたり。
「ごちゃごちゃいうな!まずやってみろ!」
と遠くフィリピンから言われているような気になります。

フィリピン☆青年海外協力隊 by Kota-san

さわやかです。
反則なくらいさわやかです。
なにやら日本は急に寒くなってきたようですが、春を感じたければこちらへ。

AFRICAに学べっ!! by Tomoji

僕と同世代。
東大卒。
世の中肩書きだけのツマラナイ人間はたくさんいますが、彼はいいです。
やさしさと情熱が感じられます。文章もさすがに説得力がある。

LOVE&PEACE with FOOD by Midori-san

つい最近見つけたんですが、だいぶ前の記事まで読みました。
面白いです。
何よりタイトルのwith FOODの通り、食に関して書かれているのがいい。
さすが栄養士。
レシピもあるので、お母さん方、一人暮らしの方にはうれしいかも。




これで全部かな?もれがあったらすみません。
こんな紹介で彼らの魅力が伝わったかしら?

僕のリストにはまだ載せ切れていないんですが、他にも見てるブログはたくさんあります。
今紹介したブログから辿って行ってみて下さい。

きっと興味のある国・人に出会えると思います。

2010年10月28日木曜日

<問い>の問答

これ、僕のオススメの本です。
南直哉、玄侑宗久というお坊さんの対談を収めたものです。

最近のブログであぁだこぉだ愚痴愚痴書いてしまいましたが
「あぁなんかうまくいってないな」
と思うときに読むと何かと助けてくれます。
日本から持ってきた数少ない本のひとつです。
(その後耐え切れなくなって実家からすでに2回ダンボール一杯の本を送ってもらってますが。)

ちょうど一年前くらいに出会った本ですがもう5回は読んでいます。

仏教や禅の知識がほとんどないので、用語や仏典でわからないことだらけですが・・・


今日は第七章「正法」だけ読んだんですが、読む度に
「はぁ、俺、まだまだだな」
と思う一節を紹介。


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 だから私はある老僧―師匠の師匠に、「お前。人間、苦労した話なんてものは人にしちゃいかん。苦労話なんて誰も聞きたくない。自慢話と苦労話は誰も聞きたくない。もしもお前がそれをしたいんだったら、笑い話にしてやれ。」と言われました。「自分を笑いものにしてから出せ。自慢話をしたいんだったら。苦労話をしたいんだったら。笑える話にして出さないと誰も聞かないし、それは意味もないことだ。」と教えられました。「ああ、なるほど」と思いましたね。

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この域に到達できる日がくるのかな?

日本に帰って、みんなに会うときには全部笑い話にして話したいなぁ







よし、坐禅でも組むか

2010年10月27日水曜日

選挙

今週末に選挙があります。

で、今日から選挙に向けた会議が中学校であるとのこと。

昨日、校長から
「授業に少し支障が出ると思うけど、まぁそういうことだから」
とは言われていた・・・






もうどういうことかわかりますよね?








今日から3日、授業はなし!休みです!




昨日の感じだと、せいぜい空いている教室に生徒を詰め込んで
いつもの倍の生徒相手に授業するのかな、程度に思っていたので
学校に行ってちょっとビックリ。

こういう流れになることは想像できたはずなんだけど、甘かった・・・

今朝は生徒は会議の準備をさせられていた。
なんとかちょっとでも授業らいきことをしようかなとも思ったけど
私服で来ていたし、終わったら帰って遊ぶ気満々だったからそれも無理。


いきなり休みになってもすることがない。

さて、何するかな???

新聞



最近は文章ばっかりだったので写真を一枚。

一番左のSaniはタブロイド紙。
日本で使っていた(今も持っていますが)大阪大学出版のスワヒリ語のコラムで紹介されてたので買ってみました。Kifimbocheza na wachafuzi wa lughaという四コマ漫画がタンザニアで人気らしいです。
若者ことばを紹介した(?)漫画で、読んでみましたがいまいち理解できない。単語や文法というよりこっちの文化を理解していないのが原因のように思われる。

真ん中のはスポーツ紙。
最近はルーニーの話題で持ちきりですなぁ~

右のは普通のDaily News。
これは英語で書かれたもの。
今週末に5年に一度の選挙があるので少し情報収集。

Mtwaraに行った時に買ってきました。
スワヒリ語の本とか学習書がなかなか手に入らないので新聞はいい教材になります。
Mtamaにも絶対あるはずなんですが、まだ新聞が買えるところを見つけられていません。
野菜を包んで渡す用のいつのかわからない、内容もよくわからない同じ広告はよく見かけるんですが。

幸か不幸か、まだすらすら読めないので
スワヒリ語で2紙もあればしばらくは教材に困ることはなさそうです。

2010年10月26日火曜日

ちょっと酷くないか?

今日の放課後、先週からはじめた補習に行った。
先週いなかった生徒もうわさそ聞きつけて教室の前で待っていた。
僕もちょっとうれしくなって少し談笑してから教室の中へ。



そこで



あれ?





この黒板、どこかで見た内容だな・・・










って、僕の板書じゃん!




今日、Form3に授業をしたのは1限。
それからひとつも授業がされていないってことか?

どういうことだ?

ちょっと酷すぎないか。



ここでちょっと悩んでしまう。
僕の選択肢は2つ。

先生と喧嘩して授業をやらすか、僕が穴を埋めるか。
(喧嘩せずに彼らに授業に行かすのは不可能のように思われる。少なくとも一度口を開いたら僕は怒りを抑えられそうにない)

今後新しい生徒が入ってくるわけだし、これからも彼らは教師を続けるだろうから、徹底的に言い合って彼らの態度を変えることがタンザニアの教育のためになるのはわかる。

けど、大人の態度、しかもやらなかったことをやるようにするのってできることなのか?

このことが難しいことは嫌と言うほど味わってきた。
高校でも大学でも。大人ではないけど)
同期とはかなり激しく言い合ったこともあったけど、結局は僕が折れた。
多かった意見は

「お前の言うことは正しいし、その通りだと思う。けどそんなに頑張れない」

こういうことを言われる度にたぶん回りの人が理解できないくらい激しく怒ってたけど
結局は僕が折れた。

で、僕のやってきたことは


後輩を伸ばす


とりあえず先輩というだけで、ある程度のことは聞いてくれるし。

これはそれなりにうまくいった。
特に一年生なんて何も知らないわけだし、はじめから
「このくらいのモチベーションで俺達は(少なくとも俺は)やっている」
と思わせれば、その後もかなり高い意識で努力を続けてくれる。

もちろん僕が最高学年になったときのモチベーションを後輩に要求してるわけだから彼らはすごく大変だったと思う。けど、はじめ頑張っていた後輩は今では僕の方が教えてもらうことが多いほどすごいところまで行っちゃている。(ちょっと僕が追いつくまで待っててくれない?)


ん?何が言いたかったんだ?

まぁ要するに「こんなもんでいいかな」と思っている人間に
「もっと高みを目指そうぜ!」って言っても鬱陶しがられるということ。
少なくとも僕の経験上。
「周りを巻き込めないのはお前に大して魅力がないからだ」と言われるかもしれないけど・・・


「まぁこんなもんでいいかなぁ」なんて自分で上限を決めるな!
「あぁしんどい。もうダメ」と思ってからどれだけ走れるかが勝負だろ!


これは僕自身にいつも言い聞かせていることだし、
仲間(と呼べる、あるいはそう呼びたいと思う友達)にも唯一要求すること。


で、タンザニア教育のことを考えたとき先生を変えるなんて本当にできるのか?

こっちの先生は授業なんてしてもしなくても生活に困らないだけの給料をもらえるし
彼らにとって頑張る必要なんてあるのか?


2年間、先生と言い合って喧嘩して、結局僕が帰ったら2年前に戻るでは意味がない。
それなら僕ができるだけ全部の穴を埋めて生徒を伸ばす方が今後のためになるんじゃないか?
彼らが高いモチベーションで頑張ってくれればあと6,7年も待てば彼らも社会に出るわけだし。
その間にこの先生達の生徒になる子供には、ごめんなさい、だけど。


ケニアでエイズ対策で病院で働いている仲間なんかもこのことですごく悩んでいるみたい。
自分が頑張ればサボる人が増えるだけだって。


彼女の場合、同僚に対して諦めたら活動の意味自体を失うかもしれないけど
幸い(?)僕の場合は同僚の先生を諦めても生徒に対してさえ諦めなければ彼らが将来、この国を変えてくれると期待ができる。それならひとつくらい諦めても自分のやることに自信を持てる。


ん~やっぱり僕は喧嘩する力があれば子供達にエネルギーを使いたいなぁ


よし、ごちゃごちゃいっても仕方がない。
明日から空きコマを見つけたらとりあえず僕が授業をしよう!
授業時間に喧嘩しても生徒にとって意味がないし。
誰かひとりが教科書をもってたらスワヒリ語以外なら何かしらできるだろう。
先生と言い合うかどうかは放課後考えればいい。

明日から一気に授業数が増えそうだ・・・

2010年10月25日月曜日

Mtwaraで感じたこと

数学シンポジウムのことを前回書いたのでその報告。

まず、参加者から。
このシンポジウムに集まったのは日本人5人(うち一人は他所からのobserver的存在)
タンザニア人4人。

まぁなんとなく想像はできてましたけど、もうタンザニアのために頑張ってるのか自己満足なのか
よくわからない感じです。

もちろんこういう活動を根気強く続けていくことがタンザニアのためになってる
と信じているんですが

内容は、過去のForm2のNational Examinationの研究。
まず先生達で理解を深めて、類題を作って来週の生徒のシンポジウムに備えるというもの。

まずは試験問題を実際に解いて、説明。
全部で20問だからだいたい一人2問担当。

そこで感じたこと。


タンザニアの先生はとりあえずは間違いなく答えを導き出せる。
が、解法・説明がひどい。


解法は覚えている公式なり定理なりをごちゃごちゃ使っているから
見通しの悪い、わかりにくい説明になっている。

「なぜそんな簡単な内容にそんな説明が必要なんだ?」

と思うこともしばしば。

だって

「2の t 乗=1/4 このときの t の値は?」

って質問で説明に20分はかかっていた。
日本だとおそらく0.2秒あれば解けるし、基礎から説明してもせいぜい5分でしょう。


僕はある分野をちゃんと理解したかどうかは
「難しいことも "簡単なことも" やさしく説明できる」
と思っています。

「え?簡単なことを簡単に説明するって?」

っと思われた方がいるかもしれないけど
例えば小学校5,6年生に算数を教えてみて下さい。
僕らは「変数 x 」とか「方程式」を「知っている」ので恐ろしく簡単に思える問題でも
彼らにその概念は使えません。
もっと初等的な解法があるんですが、ちゃんと「理解」できてないと慌てることになります。

僕も塾でイレギュラーで小6の算数を見たときに、ちょっと(かなり?)焦ったことがあります。
自分の理解の甘さを感じました・・・

今回はタンザニア人の先生の理解の甘さが目立ちました。
僕もそう言われないようにもっと勉強しなきゃいけません。。。


それから、タンザニア人の先生は説明のときに黒板の方ばかり見て話をすることがわかりました。
NTCで
「もっと生徒(相手は現職の先生ですが)の方を見たほうがいいよ」
とアドバイスをもらったのですが、これが全然できていない。(僕はだいぶ改善されたはずだ!)
ずっと黒板を向かれても生徒はつまらないだろうなぁ。

今回は先生の教授法改善が目的ではないし、あまりあれこれ言うと趣旨がずれてくるので
指摘しませんでしたが・・・

もちろんタンザニアの先生から学ぶこともありました。
タンザニア式の計算の仕方とか。
いや、計算自体は一緒なんですが計算過程の記述がちょっと違う。
あまりスマートとは言えないけど、こういう書き方に慣れてるなら彼らのように書かないと
生徒を混乱させてしまう恐れがあります。
「タンザニア流」はやはりタンザニア人の先生の授業を見ないとなかなかわかりません。




シンポジウム後はみんなで食事に。
お酒も飲んだし、結構盛り上がって、いろんな話をしたんですが、そのとき

「Hirotoは合コンとかコンパとかしたことあるか?」
「ないですね。」
「本当か!?お前は大学生活の、いや、人生の8割9割は損している!」

という会話がありました。
その後は合コンについていろいろ教えてもらったのですが
なかなか興味深い話でした。

そこでなんで彼らが(多くの同期隊員)が面白いのかわかった気がします。

僕はあまりこういう会話に参加したことがないんですが
「あいつは遊んでる!」って感じで名前が挙がる人は
NTCから”この人、面白いなぁ”と思っていた人たちばかり。

なるほど確かに
専門あるいは仕事が違う、趣味も知らない、初めて会う人、しかも異性
と一緒になってなんとかその場を盛り上げる、楽しく過ごす、という経験をしてきた人は
面白くなるだろうなぁ、と。

これまでは
「どんな人かわからない人と一緒に食事?冗談じゃない!そんなのは時間の無駄だ。
そんな時間があれば図書館で本を読む。彼らは確実に何かしらの知識や発見を与えてくれる」
と思って全く興味が沸かなかったのですが、今回の会話でちょっと興味が沸いてきた。

こういうことを言うと女性ウケ(特に母親・妹)はよくないんでしょうけど。


けど


タンザニアに来てつくづく感じることがある。

これまで勉強してきたことがほとんど通じない


タンザニア人相手にあぁだこぉだ理屈を説明してもほとんど意味がない。
価値観が違いすぎる。

今まではそれなりに勉強してきた人と一緒にいた(そういう人としか付き合わないようにしていた)
から専門分野が違っていても論理的にちゃんと説明してお互いに教えあいながらちゃんと話が出来ていたし、お互いにわかりあえた。

けど、こっちではそもそも教育を受けてきていない人もかなりいる。
論理なんて通用しない。

そんなことより、一緒にダンスをしたり歌ったりした方がよっぽど分かり合える。
少なくとも仲良くやっていける。

そこでネックになってくるのが

僕には遊んだ経験がない


踊ったこともないし、人前で歌ったこともほとんどない。
(カラオケでさえ大学4年になってから親しい友達と行ったくらい)
そんなんでいきなり踊れと言われてもちょっと無理がある。
うまくハッチャケられない。

いろんな国に行った仲間のブログをよく読んでるけど、いろんなこと(遊びを含めて)をやってきた人はなんやかんや問題に直面しているにしても、人付き合いはうまくやってる様子。
教育関係でいえば生徒の心を掴んでるように思われる。
(本人はまだまだと言ってたりしますが)
もちろんそんな人のブログはものすごく面白くて魅力的!
人を惹きつける何かを持っている。


結局はいろんな人とうまく付き合っていける、分かり合える、というのが
「総合力」「人間力」なのかな、と。




そんなことを考えながら、合コンも面白そうですね、というようなリアクションを示すと

「日本に帰ったら名古屋に来い!ハイクオリティーの合コンを開いてやる。俺とコータとJunichiで」

という流れに。



Junさん、もうメンバーに入っています(笑)

2010年10月23日土曜日

Mtwara再び

またMtwaraに来ています。

①明日Mtwara Technical Schoolである数学シンポジウムに参加
②数学・物理のForm4の教科書の購入

が主な目的です。

明日のシンポジウムでは過去の国家試験がテーマらしいです。

内容はなかなか高度な問題も含まれていたり

「何が聞きたいの?」

と思われる、問題があったりとバリエーションに富んでいます。

この国の教育の方向性が未だにまだ見えてきません。

明日少しは理解が深まればいいかなと思っています。


教科書に関してはMtamaには本屋がないので
わざわざ大きな町まで買いに来なくてはいけません。
だいたいの生徒は兄弟のノートを大事に使っていたり
過去の先輩隊員が残したコピーを使って勉強しています。

わかりやすい板書を残していかないといけない、と責任を感じています。



さて、

今日Mtwaraで感動したこと。


昼前にMtwaraに着いたので例によってKoshiroさんの家にお世話になってるんですが
昼食にパスタをご馳走してもらいました。
別にパスタならMtamaでも作れるからそれほど驚かないんですが

なんと



オリーブオイルとバジル



を使ったパスタです!!
日本で作るのと大差ないクオリティーです!!


こんなものがMtwaraでも買えるのか・・・
こういう調味料はDar es Salaamのだけだと思っていた・・・


あと2年もあればMtamaでも買えるようになるのかな?

今のすごい田舎でのんびりした空気が気に入っているんですが
途上国の発展のスピードを肌で感じることになりそうです。




・・・とりあえず明日のシンポジウム頑張ります。

2010年10月20日水曜日

Circle

今日から新しいトピック、「円」について教えています。


そこで感じたこと。



図形は教えやすい!




一番大きいのはほとんどスワヒリ語で授業ができること!!

図を描けばある程度理解してくれるので、口頭で説明を加える必要があまりない。
それに生徒の方も小学校で専門単語や公式を覚えてきてくれているから余計な説明がいらない。
計算自体も複雑なものは出てこないし。

たとえばこれまで教えていた数列では

「3の5乗は?」

「わからない!」

「指数(kipeo)だよ、もう習ってるよね?」

「kipeoは知ってる。でも、どうやって計算するの?」

というようなやりとりが日常茶飯事で、本題になかなか入れなかったりがあったので


「円周の長さ=直径(diameter)×円周率だったよね?」

「・・・?」

「あぁごめんごめん、直径(kipenyo)ね」

「あぁ!!うん、知ってる!」


と、復習はさらっと流せるのには感動しました!
知ってるだけじゃなくて実際に計算も出来てたし。

スワヒリ語の割合が増えると話を聞いてくれる生徒も増えるので
これからは今までより授業がちゃんと予定通り進められそうです。

2010年10月19日火曜日

補習

今日は放課後、物理の補習をしました。

先日小学校の記事で登場したMr.Omaryの要望です。

「勉強がしたい。授業だけだと物足りない。でも教科書がなりから自習ができない。
数学と物理の補習をしてくれ!」

とのこと。

いや~素晴らしいですね。


一人だけの特別授業はあまり面白くないので
(ライバルというか仲間がいた方がモチベーションを保ちやすいし)
科学に興味のある生徒も巻き込んでやりました。

といっても、そもそもForm3で科学に興味がある生徒は5人(物理履修者)だけですが・・・


今日ははじめだったので簡単な大気圧の実験。

「水いっぱいのコップに紙をのせてひっくり返しても水はこぼれない」
ってやつと
「水を入れた皿に蝋燭を立ててビーカーで蓋をするとビーカーの中に水が入る」
ってやつ。

理数科教師の隊員は「あぁあれか!」ってすぐわかってもらえますよね。


実験に対する食い付きはかなりよかったんですが、いざ考察となると沈黙・・・



彼らはこれまでの教育で断片的な知識を詰め込まれただけなので
なんとかそれらが結びつくようにヒントを小出しにしつつ自分達で答えを導いてもらいました。
(最後はほとんど答えを言ったようなものですが・・・)

うまく生徒を誘導する難しさを改めて実感。


今日の実験で
「大気圧」「表面張力」「二酸化炭素の溶解性」「可逆反応」「作用反作用の法則」「保存則」
などの復習も一気にやっちゃいました。
人数が少なくていろんな意見が聞けたので、質問に答えたり、勘違いを訂正してたら
いつの間にかかなりの内容に!

けど、最後に復習したときは全員が自分の言葉で説明できてたから理解できた模様。
素晴らしい!!


この補習はとりあえずは週一で続けていく予定です。

2010年10月18日月曜日

誕生日

今朝のGrantとの会話。

Grant 「ちょっとモデム貸してもらえない?」

僕「いいよ。珍しいね。メール?」

Grant「うん、今日はお母さんとお兄ちゃんの誕生日なんだ。
    昨日ビデオレター撮ったからそれを送りたくて。」


「GrantはホントにNice Guyだな」と1万回目くらいに思いました。



けど、そのすぐあとに

ちょっと待てよ!?今日って17日。

・・・うちの親も誕生日だ!



カレンダーを見る習慣がなくなってるし、先月送った荷物がフライングで届いたみたいなので
完全に油断してました。


と、少し焦った(?)あと

「けど僕の知り合い(関係者)で3人も誕生日が同じになることもあるんだなぁ・・・
これってどのくらいの確率なんだろう?」

と、ちょっと数学科卒らしい疑問が。

ちゃんと問いにすると

「n人の中で3人が同じ誕生日になる最小のnは?」


計算が面倒だったので立式だけして放り出しましたが、
これは結構面白い問題です。

例えば学校で50人いるクラス(途上国では普通と思われ)で

「この中で誕生日が同じ人がいると思う人?」

と言ったらたぶん多くの人が「いない」と答えるだろうけど
(1年は365日あるのに人は50人しかいないから)
僕は「yes」に手を挙げます。この確率は1/2を超えます。

大事なのは人数じゃなくてその組み合わせということ。
組み合わせのいい練習問題です。計算はちょっと面倒ですが。

理数科教師の方、確率を教える機会があれば
導入にこの問いを投げかけるとおもしろいと思います。

メビウスの帯のときのようにびっくりしてくれないと思ったりもしますが・・・




あれ?結局何が言いたかったんだ?

うん、え~、
協力隊のみなさん、あるいは一人暮らしの方、
誕生日のときくらい家族に連絡入れましょう!

ま、僕がわざわざ言うまでもないんでしょうが

2010年10月16日土曜日

小学校再び

今日も小学校に行ってきました。

先週紹介し忘れたけど、小学校の名前は

Shule ya msingi Mihogoni

mihogoは「キャッサバ」です。
・・・niは場所を表す接尾語。

「キャッサバ小学校?」


ネーミングがなかなかユニークです。


日本ならたとえば愛媛に「みかん小学校」とか?


そういえばMtamaも「モロコシ」という意味。

北海道に「じゃがいも町」とかあったかな?
知らないけど、まぁないだろうな。


今日の内容は「性」について。

アフリカは幼い子供の妊娠が大きな問題なので小学校からきちんと教育します。
(といっても先生は中学生ですが)

僕は例によってスワヒリ語がまだまだなので話を聞きながら一緒に勉強。


けどスワヒリ語の勉強は同時に英語の勉強にもなる。
たとえば今日出てきた単語 utasa (不妊)
辞書をひくと sterility とある。

そんな単語知らん!!



英語ももっと勉強しなきゃな、と思う今日この頃。

来期のために物理、化学、生物の予習も始めてるけど
知らない単語ばっかだし。

「専門外だから仕方がない」と言い訳もできるけど
そう思った瞬間に
「なんのために総合大学に行ったの?」
と耳が痛い質問が頭を過ぎります。

ほんと、大学で何やってたんだろう?


まぁけど課題が見えてくることはいいことだ!
今週末はちょっと気合入れて勉強するかな。


そういえば今日は珍しく雨。
そろそろ小雨季の季節とのこと。
本格的な雨季はまだ先ですが。

今後は雨のネタが増えるかもしれません・・・

2010年10月12日火曜日

オムライス

昨日は電波が悪くて更新できませんでした。

おととい卵を大量に買ったので(ブログにも書きましたが)
オムライスを作ってみようと試みました。

昨日の話です。

ただ、ライスの準備ができて「最後、卵」という段階で少し気になることが。



炭の火力がだいぶ落ちてきている




まぁこのくらいなら何とかなるだろう、と卵を投入してみると・・・





嫌な予感的中! 卵が固まらない!




そのうち卵が油を吸って、フライパンにくっ付きだしたので
オムライスはあきらめていスクランブルエッグにして全部混ぜて食べました。


最後にケチャップをかけて出来上がり。
まぁ材料一緒だからオムライスみたいなもんだろう!


タンザニアに来てから結構いろんなことがどうでもよくなってきています。
昔は盛り付けとかにもこだわってたのに・・・




昨日は室内の温度計が38℃を指していたので、風のある外で食事をしました。




ちなみに今日は朝お腹がすいていてChaiのときにかなりしっかり食べたので
夜は野菜炒めだけ。




シャキッと仕上げたかったので、昨日の反省を生かして
薪で強火で炒めました。

醤油のうまさに改めて感動!!


Koshiroさん、醤油分けてくれて本当にありがとうございました!



と、まぁこんな感じでちゃんと食べてます。
隊員同士で連絡を取ると

「ちょっとやせたんじゃない?」(お互い顔見えてないのに)

というのが挨拶になってますが、僕はむしろ太ってます。


「女性は太って帰ってくる。諦めなさい。
男性はやせて帰ってくる。今のうちに太っておきなさい。」


って出発前に言われてたんだけどなぁ

2010年10月10日日曜日

たまご

この前、外の柵を作ってくれたFundi(職人)が家に来て


「たまごあるけど、お前、たまご好きか?」



いきなり何かと思ったけど、明日町に買いに行く予定だったので

「うん、好きだよ。売ってくれるの?」

「おう。10個で2500シルだ。」




安い!!



いつもは1個400シルで買ってるからかなりお買い得。

ただ、このfundi、たまご10個といいながたまごを13個もってきた。
この適当さがいかにもタンザニア人らしい。
結局1個250シル、1個おまけで3000シルで売ってくれました。



明日は贅沢にたまご使ってオムライスでも作ろうかな?

2010年10月9日土曜日

小学校

毎週金曜は週によって小テスト(これはほとんど気まぐれ)があるけど
普段は掃除とかだけで授業はありません。
(タイムテーブルでは10時半まで授業でそれから掃除になっています)

校長がやる気ないからこうなるんだろうな、きっと。



先週までは一応職員室にいて掃除をサボって(?)質問に来る生徒の対応をしてたのですが
今日は一部の生徒が行っている小学校の出張授業について行きました。



ま、要するに小学校でも金曜は授業が行われてないってことですな。


この活動がいつから始まったかは知らないけどGrantも数回前から参加してるとのこと。
今日はForm4の生徒が全国試験なのでForm3の生徒2人とGrantと4人で行きました。





小学校はこんな感じ

だいたい教えているのは日本の家庭科とか体育保健の内容。
これまでにHIVとかケガの応急処置とかをやったとのこと。
今週はちょっと説明しづらいんだけど、問題解決のステップというか
議論の進め方というか、そんな感じのこと。
ちょっと日本ではないような内容。

道中に内容を聞いただけだし、まだ予習なしで話せるほどスワヒリ語をマスターしてないので
自己紹介以外は黙って授業を聞いてました。



・・・情けない・・・



授業はこんな感じ。





一枚目、Omary先生。
Form3では一番良く勉強ができます。
僕も辞書を引きながら話を聞いています。

二枚目、Shah先生。
生徒会長。英語が堪能で説得力のある話し方をします。

三枚目、Grant先生。
彼の授業を初めて見たけど
かなりの役者で生徒の関心を惹くのがうまい!
僕と話すときとはまるで雰囲気が違う!

僕のもっとも苦手とすること。(僕はどうしても理詰めで話してしまう)
見習わないとなぁ~

しかも



スワヒリ語完璧!!



あと半年後にはこれくらい話せないといけないってことか・・・

こういう優秀な同僚をもつとプレッシャーです。
ちなみに彼は他にもスペイン語もマコンデ語もできます。
(・この前一緒に見た映画で一部アラビア語があって、そこの字幕がなぜかスペイン語だったから
(たぶん海賊版だからだけど)その場で通訳してくれました。
 ・町ではマコンデ族はGrantに対してマコンデ語で話しかけます。)


・・・はぁ、先が思いやられる





小学生なので集中力がないから、授業の合間に外でちょっとしたアクティビティもありました。


僕も輪に入って一緒に体を動かしました。
けっこう楽しかったです。


帰り道。



Grant 「Hiroはギター弾けるんだから来週は日本の歌でも紹介したら?生徒は喜ぶよ!」



・・・歌えってことですか?


どうしよう?
歌、下手だしなぁ。
小学生向けの曲なんて弾いたことないしなぁ。



すごくシンプルで簡単に歌えてすぐ弾けて、子供にウケる


そんな曲知ってる方、是非教えて下さい!!!