2011年2月26日土曜日

キリマンジャロマラソン

今、ダルに上がってきています。

明後日マラソンがあるので。

明日スタート地点のMoshiという町まで行ってきます。

明後日は朝6:30スタート。

目標は完走(完歩?)!!
できればお昼までにゴール。



同期のShuheiもフルを走るので、次のブログでは2人のゴール地点での写真を載せたいなぁ~

2011年2月23日水曜日

体罰より効果ある?

最近、あまり活動のことを書いていなかったので今日はちょっと真面目に。

タンザニアにいる教育関係のボランティアはJICA、PEACE CORPS、KOICAと知っているんですが
「君の学校はどう?」みたいな話になるとだいたい体罰の話がでてきます。

で、実際に体罰をやってるボランティアもちらほら。

体罰をしている先生は
「生徒が言うことを聞くようになった」「宿題をやってくる」
と言っていて
体罰をしていない先生たちは
「生徒は言う事を聞かない。」「宿題は出してもやってこない」
と言っているのでまぁ確かに体罰の効果はすごくあるように思う。


けど

「中学生にもなってまで叩かれないとやるべきこともできないってどうなの?」

と思うので僕は次のような説教をしています。




「お前ら!ウルサイ!ちょっと黙ってろ!」(完全に静かになるまで待つ)

「一番初めの授業でも言ったけど、僕の授業には勉強したい人だけ来い。」

「板書もしない、外ばっかり見て話を聞かない。そんな生徒は今すぐ出て行け。」

「別に僕は君達に勉強を強要しないから、おしゃべりしたい、遊びたいなら授業に来るな」

「今勉強しなかったらAレベル校にいけないし、大学にだっていけない。」

「いい仕事にだって就けないだろうし、将来生活に困るだろうね」

「これは君達の人生だから君達が選択しろ。」

「今頑張ってあとでいい思いをしたいか、今楽しんで残りの人生苦労するか」

「僕はどっちでもいい。君達の人生なんだから。」



とまぁだいたいこんな感じのことを言います。

8割英語でですが、要所要所でスワヒリ語を入れてるのでForm3くらいになると何言ってるかくらいはわかってるようです。
「そういう投げやりな態度ってどうなの?」
とかいろいろあると自分でも考えたんですが、そもそもタンザニアの中学校は義務教育じゃないし、試験を受けて中学校に上がってきてるんだからこのくらいでもいいかなと。

Form4の生徒はもう半年教えているので、僕のこの態度がわかっていて今授業に来る生徒は15人くらい。

けど

彼らはみんな前の方に集まってきて一生懸命授業を聞いています。
出した宿題はきちんとやってきます。
分からないところはわかるまで質問にきます。
もちろん僕もそういう生徒には
「2-4=2」
と計算してしまうレベルの生徒にもきちんと対応します。
心の中では「おいおい何回目だよ!?いい加減できるようになれよ」とか思ってるんですけど。



「体罰を恐れてとりあえず言われたことをみんながやる」

よりも

「前向きな生徒が数人いる」

方が僕はいいかな、と思います。
もちろん授業に来ない生徒でも授業外で何かあれば話すし、何か見つけて褒めたりして、授業に出てきてくれるようには努めます。


僕の方法で良いかはわかりませんが、たぶん体罰してたら
「勉強したい」
と強く思う生徒が15人も出てこなかっただろうな、と思います。


どうでしょう、このやり方?


体罰より効果あり? 

2011年2月22日火曜日

週末

Mtwaraでいろいろあったのでちょっとまとめときます。



金曜日

Sabasaba中学校の生徒とうちの生徒がディベート大会 and 女子ネットボール、男子サッカーの試合。
タンザニアではこうした学校間交流がよく行われているようです。
SabasabaにはSeigoさんやKOICAのKimもいるので行ってきました。
うちの生徒達はMtwaraで相当浮かれてて(なんせ大都会なんで、Mtamaと比べて)
昼ごはんを食べに行ったらなかなか帰ってこない生徒続出。
まぁ先生も適当な感じだったからこれがタンザニアンタイムということでいいのかな?
ともかく、時間は遅れてディベートスタート。
司会はHeadboyの子らしくかなりしっかりしている。
「いいディベートになりそうだ」と思っていたら
途中から発言者と質問した人の議論になったり、野次がすごかったりで収拾不可能な状態に。
まぁこれも仕方ないのかな?
でも中学生で英語であれだけ話せるのはやっぱりすごいなぁ。
「日本の中学生は・・・」と比べる気はないし、僕は早い時期からの英語教育は反対なのですが
日本でも高校くらいで英語のディベートがあってもいいかなぁ、と思った。

スポーツはネットボールの方しか見なかったけど、うちの方が強かった。素晴らしい!
けどみんな一生懸命走っていたのが一番素晴らしかった!!
あまり勉強はしない子たちだけど、何かひとつでも、一時でも一生懸命になれるならまぁいいかなぁ
と思った。
サッカーはどうだったんだろう?今日聞くの忘れてしまった。
けどサッカーはみんな好きだし、一生懸命プレーしたはずだからまぁいっか。
けが人もいなかったようだし。


土曜日

数学シンポジウム。
Mtwaraの中学校からFormⅡの生徒を集めて、過去のNational Examから9問僕らが事前に選んでおいた問題を解いてもらって、その解説をして、その後、僕らが作った類題9問を解いてもらうというもの。


                                一回目の試験風景


                                      解説

この解説では各学校2名に対して3問だけ生徒に指導しています。
その後自分の学校のメンバーで別の問題の解説を聞きに行った生徒に生徒が教えます。
こうやって生徒同士で教えあう習慣をつけてもらうのも目的のひとつ。
この雰囲気はなかなかいいものだった。

この後、類題を解いてもらう。
一番伸びたところは9点満点で一回目から2点も上がった。素晴らしい!

シンポジウムが終わってからも素晴らしいことが。
会場になったMtwara Techの生徒が進んで後片付けをしていた!
この学校はMtwara州で成績はトップで、基本的なこともちゃんとしてる。流石だ!


夜は新隊員が本赴任でMtwaraに到着したから一緒に食事に。
なかなか楽しい会でした。
同い年が2人いるけど、ずっと敬語で話していたので「もっとフランクには行きません?」と言うと
「じゃなんて呼べばいいですかね?名前は?ヒロトですか。じゃヒロちゃんでいい?」って。
そんな呼ばれ方小さい頃ですらされたことないんけど・・・。まぁいっか。いいのか?
とにかくけっこう仲良くなれた気がする。


日曜日

Mtamaに移動。バスで携帯を紛失。





最後が余計だったけどいい週末だった。

2011年2月21日月曜日

やってしまった

今週末はまたMtwaraに行ってて今日帰ってきたんですが、やってしまった。




携帯をバスに落としてきた・・・・




ほんとポ~レ(残念)だな。
いつの間にかポケットからすり落ちていたようで。
家に帰ってから気づいたからもう手遅れ。あ~ぁ。


携帯買わないとなぁ

2011年2月17日木曜日

手紙・ハガキ

今朝3通の手紙 and ハガキが届いた。

先日も1通届いたけど、やっぱり手紙っていいですね。

メールでも言い回しとか「この人らしいな」と思えることはあるけど
字はもっとはっきりわかりやすいですし。
メールよりもあったかい感じがするし。


おかげさまで今日は1日すごくいい気分で授業ができました。

あさんてさ~な。(ありがとう)

2011年2月13日日曜日

Kileo cha Maembe

マンゴー酒。


ちょうどこれができるタイミングでAyakoさんとTomokoさんが遊びに来てくれました。
両手に花。
で、自分で作ったマンゴー酒。
うまくないはずがない!!

いや、これほんとにうまかったです。
ちょっと炭酸も入ってて。
来年また作ろ~っと。


作り方。

①大きいマンゴーを10個ほど用意。皮を剝く。バケツに放り込む。
②水を7リットルほど入れる。
③砂糖3キロとイースト菌5グラムを入れる。
④蓋をして3~4週間涼しいところに置く。

たったこれだけ。

アルコール度数高めの方がいい人は砂糖を5キロくらいにするといいらしい。
けど調子に乗って7,8キロも入れちゃうとただの砂糖水になるとか。

だいぶ前にGrantと米で作ったときもよかったけど、マンゴーもいい!
旬な果物がないときは米、あれば果実酒。
マンゴー、オレンジ、サトウキビ、パイナップル、パパイアetc・・・
素晴らしい!!

日本はなんでもあるけど、タンザニアではなんでも作れちゃう。
果物なんておそろしく安く買えるしね。


副業でキタムラ酒造、始めちゃおっかなぁ~♪

2011年2月9日水曜日

いいのか悪いのか?

今年は数学の先生は来ない、ということだったけど
今週から新しい先生が来た。

ラッキー!

授業を半分負担してもらえるからだいぶ楽になる。
しかもすべての学年をもつと週2回しかできなかった授業が
週3でできるようになるからこれまでより余裕をもって丁寧に教えられる。

うん、これはいいことだ!!間違いない!

さらに、数学以外にも新しい先生が2人来た。
しかもこの2人はちゃんと授業をする。
職員室で生徒の質問にもきちんと答えてたし、素晴らしい。


が、


ちょっと気になることがある。


彼らは授業をするときは2クラスをひとつのクラスに詰め込んで一回で授業を終わらせようとする。
まぁ確かにそれだと同じ授業を2回する必要がなくなるからいいんだけど
おかげでこっちの授業ができない。
Aではスワヒリ語、Bで数学とかができない。
しかも足りないイスは他のクラスからもってくるから、その準備・片付けでだいぶ時間がとられる。
もともとタイムテーブルはあってないようなものだったけど、今期はさらにカオスに!
タイムテーブルがずれるから生徒が勝手な時間に休憩をとって(これはいつものことだけど)
教室に行っても生徒がいなかったり。
昨日今日と1日3コマのところが2コマしか授業できなかったし・・・
そもそも2クラス合同って多いときは100人超えるけど大丈夫?


ちゃんと先生のいる時間が増えたのは生徒にとってはいいことだと思う。
(授業の内容は知らないけど、いないよりは断然いいはずだ)
けど、そのせいで今まで以上に時間を守るとか基本的なことがうまくいかなくなった。

さて、どうしたものか?

とりあえずPolePoleでいきますかぁ~

2011年2月2日水曜日

授業

先週校長が
「来週新しい先生が4~5人来るが、その中に数学の先生がいなかったら、まぁ頼む」
みたいな話になってたんですが、結局来たのはスワヒリ語の先生1人。

なのでどうなったかというと
Form1~4の数学、Form4の物理。
物理の先生がいないので、残った時間でForm1~3の物理を各学年隔週でやっていく感じです。

1回80分の授業を週20コマ。プラス金曜の小学校への出張授業。

これで日本で就職した同期はもっと働いてるんかな?
前期の授業数が少なかったから忙しくなった気がしてるけど、このくらいやらんと!

頑張ります!





話は変わりますが、先週末同期の家に遊びに行きました。
LukulediのTomokoさんとNachingweaのShuheiんち。
で、Shuhei宅で面白い写真を撮ってもらったのでアップします。

こちら



半年振りのお風呂。
露天は一年ぶりくらいかな?
120ℓのバケツで入らしてもらいました。温泉の素付きで。
昼間にバケツを外に出しておいたのでちょっとぬるいけど温泉でした。
サンキュー、Shuhei。これ、よかったわ~!

「坊主が何やってんねん!」って感じでShuheiのウケはけっこうよかったです。
確かに面白い絵ではあるなぁ。ドラム缶ですらないし・・・。

楽しんでいただけたでしょうか?