2012年2月23日木曜日

Iringa WS

が、月・火の2日間ありました。

今はDarに戻ってます。

今回のWSはIringa周辺の隊員が頑張ってくれたおかげで、Peace CorpsとKOICAと合同!!
生徒にとってもいろんな国の人からいろんな角度で授業を受けられたし、僕らにとってもPeace Corpsの授業見学ができたのはいい経験だった。

Peace Corps、Glennの授業
統計で平均(mean)を教えていた
タンザニアでは生徒の年齢にバラつきがあるから、生徒の年齢の平均を計算させているところ。
面白かったのは、それにGlennの年齢を足したらどうなるか、も計算させてたところ。
meanの弱点(?)で極端に大きい・小さい数字に全体が影響を受けることもちゃんと授業に盛り込んでいた。
例えば、平均所得なんかで、多くの人が年収500万くらいなところに、年収5億なんて人がいたら、平均は母体数にもよるけど、2000万とかになったりする。
こういうときには普通、中央値(median)という平均を使います。
こういうところまできちんと理解した上で、生徒にわかりやすい題材で演習を盛り込む。
ん~素晴らしい!!


Johnの授業
タンザニアの国家試験に出る理科実験を全部やってました。
すげぇ~
薬品名とか英語じゃわからないから、化学科出身の隊員になんの話をしてるのか聞きながら見てました。

スプーンに入れた水溶液(何を混ぜたかわからなかった・・・)をライターで熱してるところ。
生徒の食いつきがすごかった。

初日終了後、図書館で作業を続ける実行委員のみなさん
彼らのおかげで有意義なWSになりました。アサンテサーナ。


2日目。
この日の授業は実験室にて。
Theoの授業は屈折の実験。
ダンボールの上にプリズムを置いて、釘を刺して、屈折角を求めさせてました。
作業中はワイワイやってた生徒達も屈折角を求める段階になると沈黙。
実験の意味がよくわかってなくて、何を計算するのか理解できていませんでした・・・。
タンザニアの生徒らしかったなぁ~
まぁけど、理論の勉強は嫌がっても実験はやりたがるのは日本も一緒か。


隊員のTakashi君の実験。
玉ねぎからアントシアニンをとって、いろんな溶液の酸性・塩基性を調べてました。
これはスポイトがないからストローで代用するのに、ストローの使い方を教えてるところ。
楽しそうにやってて、見てて気持ちよかった。


僕もちょっとだけ授業をしました。
もともとは初日にやった数学の試験の解説だったんだけど
それだけじゃ面白くないなと思ってメビウスの帯を紹介。
試験に素因数分解があったから、素数を使った簡単な暗号の仕組みの説明も準備はしてたけど
生徒が疲れてたから見たらわかる方をチョイス。(試験には関係ないけど・・・)


メビウスの帯の中心を生徒に切ってもらってるところ。
試験の解説でも出来てる生徒に実際に解いてもらったりしたけど
やっぱり生徒がやる方が教師がやるより集中する。
どこでやってもそうだけど、結果にはみんな驚いてくれた。
僕がそうだったけど、図形から数学を好きになっていってくれる生徒が増えたら今回の授業は意味があったかな?






さて、WSが終わって明日はMoshi。
週末のキリマンジャロマラソンに参加します。

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